こんにちは、藍です。
今回はカネボウのミラコレことミラノコレクションを実際に購入して使って感じた使用感や仕上がりなどの感想を詳しくお伝えしたいと思います。
年に一度のミラコレ。コンパクトも、中身のパウダーも、なんなら外箱も全てが高級感溢れる、使う度に気分の上がるすっごいおしろいです。
年に一度しか購入できない特別感、口コミ評価の高さ、そしてコンパクトの可愛さ(美しさ?)…どれをとっても使ってみたい!と思ったので、購入に至りました。
最初にミラコレのおすすめポイントなどをざっくりとまとめ書きますと、
・透明感のある仕上がりに。くすみも少しカバーしてくれます
・下地とミラコレだけでもそこそこカバーできるので軽いベースメイクしかしたくない時にも使いやすい
・皮脂崩れも起きにくい
・コンパクトの高級感凄すぎて使う度に気分が上がります
カバー力のあるフェイスパウダーなので、下地とミラコレだけでもそれなりにカバーできてベースメイクを軽く済ませたい時にはとくに活躍しますよ。かなーりお値段はするミラノコレクションですが、それでもその価値はある!と思わせてくれるパウダーです。
※この記事の写真に使っているミラコレは2018年12月発売の物です。
ミラコレを実際に使ったレビュー
ミラコレの特徴
先にミラコレの特徴などを簡単に紹介します。
ミラノコレクションことミラコレは、基本的には年に一度の予約限定で購入できる高級なおしろい(フェイスパウダー)です。ドラッグストアに秋頃から予約のポスターが貼ってあるのをよく見かけますよね!
毎年コンパクトの柄や色、分厚さなどが変わっていて、毎年欲しくなるような素敵なコンパクトがとくにミラコレの特徴だと思います。
一年毎に薄型・厚型(めちゃ分厚い)とコンパクトが変わっていて、薄型は一般的な丸い形のフェイスパウダーのコンパクトですが、厚型の時は宝石箱?というような缶的な分厚さのあるケースなんです。高級感がより高まるのは厚型の時ですし、持ち歩きには薄型の方が圧倒的に便利ですね。
ミラコレは毎年コンパクトの柄が変わるので、今年はどんな色かな?という楽しみがありますね。ケースの色やデザインで買うか決めるのもありだと思うんです。 しかし薄型を持ち歩こう!と思っても、割ったらどうしよう…というのがあってなかなか持ち歩かないですね 笑
ミラコレを実際に使ってみた
ここから実際に使ったレビューです。
私の肌質は超が付くほどの乾燥肌、かゆみや炎症の出やすいタイプの敏感肌。ベースメイクとクレンジングはとくに炎症を起こしやすいです。
ケースは薄型の物を使っています。
彫刻のようなデザインで、とても豪華。綺麗。使う度に気分が上がるし、なんなら目に入るたびに気分上がります。高級感出まくりです。ケースの内側にミラーがついているので、使い終えてもミラーとして使えますね。
写真のはもう結構使っちゃっているので消えちゃっていますが、パウダーの表面にもケースと同じような柄がありました。
パウダーの色は1色のみ。カバー力があるとはいってもそこまでガッツリと色が出る訳ではないので、どんな方にも合うような色です。
薄型ケースの時は、付属のパフも薄い物です。
たまに「薄型のパフ薄すぎて使いにくい…」なんて意見もありますね 笑
たしかにかなり薄く毛も短めなので、パフは付属じゃない物を使っても良いかもしれませんね。でもやっぱりケースに入れておけるのが便利なので、メイク直しの際にはよく使いますよ。
ケースだけでも満足感あるのがミラコレの魅力。でもパウダーそのものも凄いんですよ!
使い方
ミラコレはおしろい(フェイスパウダー)ですので、基本はベースメイクの最後に使います。
基本的には下地→リキッドファンデーション→ミラコレ、という風に使います。リキッドファンデーションのベタつきを抑えつつ、皮脂を抑えて崩れにくくするような役目があるんです。リキッドファンデはマスクにも付きやすいのですがミラコレで仕上げておくと、少々付きにくくなります。
お粉なのでお肌の表面をサラサラにしてくれて、皮脂や汗でメイクが崩れないようにしてくれるのがフェイスパウダーなんです。ベースメイクをしたての綺麗さを保ってくれるということですね!
ミラコレはカバー力もあるフェイスパウダーなので、あまりきちんとしたベースメイクよりナチュラル・薄めのベースメイクがお好きな方には化粧下地→ミラコレでも使えます。
その場合は下地は自分のお肌の悩みに合わせて、くすみが気になるなら色味を補正してくれる下地、毛穴などを隠したいならカバー力高めの下地で合わせる感じで選びます。
私は下地+ミラコレで済ませる場合は開き毛穴隠し効果と少々の色補正が欲しいので(欲張っています)ポールアンドジョーの下地とミラコレを合わせて使うことが多いですね。開き毛穴カバー力もあるし少し明るく補正してくれる下地なので、ミラコレと合わせて使いやすいかな、と個人的には思っています。あとは保湿力もある方に入るので。
ミラコレは正直大体のファンデーション・下地と合うと思っています。カバー力はあるのにそんなに色が出る訳では無いので、既に自分が使っているファンデ・下地と合わせて使う、で大丈夫そうだと思っています。
フェイスパウダーはクレンジング不要の物もありますが、ミラコレは恐らくクレンジングはした方が良いです。洗顔料だけだと落ちていない感じがします。クレンジング不要下地と合わせて使っても、ミラコレを落とすのにはクレンジングを使った方が良さそうです。洗浄力は低めの物でも大丈夫そうですので、クレンジングはした方が良いと思います。
同じお高めフェイスパウダーにスノービューティーがありますが、スノービューティーのようにナイトパウダーなどには使えません。ミラコレはお化粧にしか使えないけれど、凄く優秀。スノービューティーはお化粧にもナイトパウダーにも使える万能タイプ、という印象ですね。
使用感1:サラふわな粉と仕上がり
粉質は細かい感じで適当にパパっと塗っても「粉!!!」的な仕上がりにならないんです。
付属のパフでサっと仕上げただけでも、それなりな仕上がりにできるのがミラコレの凄いところだと思います。フェイスパウダーって意外に扱いが難しくて、ちょっと多いと「粉です!!!」的な仕上がりになる物も多い。でも少ないと意味がない……。
ブラシでサッと取って、パっと塗るだけでなんかそれっぽい良い感じに仕上がります。粉感出まくらないで、でもカバーとかはしてくれてお化粧感はほんのり出るみたいな。それぐらい凄いんですよミラコレって。
私はベースメイクが正直得意ではないです。
隠したい!という気持ちと、でもあんまり「塗っています!!!」感が出るのも…と考えると、加減がわからなくて、日によって思いっきり塗っています!な時と塗っているのか微妙なライン…みたいな両極端な仕上がりになりがちです。
あと視力がよくないので眼鏡なしで行わないといけないベースメイクとアイメイクは大体やり過ぎる……眼鏡あるあるだと思います。
裸眼だと「こんなもん?」と思ったのに眼鏡かけたら「塗り過ぎた……」ってしょっちゅうです。難しい!
難しいんですよね、ベースメイクって。加減がわからない。とくにフェイスパウダーは塗り過ぎると粉感凄くなるので、本当に加減が難しい。日によって「ちょっと荒れているからしっかり隠したい」とかありますし。その日によって塗りたい量が変わるから難しい。
だけどミラコレは上記したように、ブラシでもパフでもサッと取ってパっと塗ったらなんとなくそれっぽいので、失敗がしにくいんですよね!ブラシの方がより失敗しにくい気がしますが、パフでも十分上手くいきます。
こういった粉っぽさが出にくくて、使いやすいのがミラコレの魅力です。
使用感2:カバー力が嬉しい
使い方、でも書きましたがカバー力が高めなので、下地とミラコレだけでベースメイクが済ませられるのはとても嬉しいポイントです。
マスク生活の中でしっかりベースメイクは面倒だけど、ちょっとはしておきたい!というのには凄く便利だし、敏感肌的にリキッドファンデーションはちょっと荒れやすいので、下地とミラコレの2つで済ませることができるのはかなり助かります。
敏感肌的にはリキッドファンデはファンデそのものも弱っている時には負担になりがちだし、クレンジングも強力な物が必要になるので、下地+ミラコレならリキッドファンデの負担を減らせて、クレンジングも弱めの物で済むのでとても助かります。
使用感3:皮脂崩れも起きにくい
そもそも超が付くほどの乾燥肌なのでTゾーン以外は皮脂崩れがそこまで起きにくいのですが、やっぱり使っている方が塗りたての仕上がりが長持ちしてくれます。
しっかりと皮脂崩れを防いでくれて、朝から夜までメイク直しをしていなくてもTゾーンが少々ヨレるかな?程度のもので、仕上がりが長持ちしてくれます。
それであっても乾燥はパウダーの中では比較的マシで、やっぱり冬場はガサっとしてしまうのですが(超乾燥肌の場合です)それ以外の時期はパウダーの中ではかなり乾燥しないので、乾燥肌でも使いやすい方に入りました。
どうしてもパウダーは乾きやすさがあるので、少しは乾燥を感じます。その中でも穏やかな乾燥なので使いやすく感じました。
とても乾燥が気になる時は頬などは使わないで、Tゾーンとフェイスラインだけに使います。
ちなみに…よく比較されるキャンメイクのマシュマロフィニッシュパウダーとミラコレの両方を使ったことがあるのですが、皮脂崩れ防止力ではキャンメイクの方が高くて、仕上がりの綺麗さ(乾燥肌でも粉っぽくなりにくい)はミラコレ、という風に感じましたよ。
お値段が近くて年に一度の販売仲間のスノービューティーもよく比較されますが、スノービューティーよりミラコレの方が仕上がりやカバー力は高くて、スノービューティーの方が乾燥しにくい、スキンケア成分がたっぷりで肌荒れ時にも使いやすかったです。
皮脂崩れ防止力はマシュマロフィニッシュパウダーが強すぎる!本当に崩れないんですよね!その分、乾燥肌にはちょっと乾燥度が高い。1000円ほどというとっても嬉しいお値段なんだけど、少し粉っぽさはあるかな?
ミラコレは皮脂崩れ防止力は正直ものすごく高い訳ではないかな?という感じはします。だけどその分、乾燥肌でも粉っぽさが出にくくて、使いやすい。比較的パウダーの中では乾燥しにくい。カバー力は高いのに塗っている感控えめで仕上がり最強。
スノービューティーはスキンケアパウダーとして使えるのが素晴らしい。カバー力はないけれど、本当に乾燥しない。総合すると、どれも良い。
敏感肌的に……?
敏感肌寄りですが、ミラコレを使っていてピリピリしたりすることはなかったです。
ただ肌が弱っている時だと乾燥から来る肌荒れ(赤いできものができる)が起きることはあるかな……。これはほとんどのベースメイクで起きるので、ミラコレに限った話ではないのですが。どうしてもベースメイクって乾燥するので、弱っている時だと肌荒れに繋がってしまうことはありますね。少しでも弱っている時期だと日焼け止めも、化粧下地も、ファンデーションも、大体の物で荒れます。
手持ちのベースメイクアイテムで常にこれが起きないのはスノービューティーとすっぴんパウダーか、クレドポーのクッションファンデぐらいなんです。どれも保湿成分が多いので、そこまでがっつり乾燥しないからかな?お値段のこと考えるとすっぴんパウダーめっちゃ凄い。えらい。
ミラコレだから荒れる、のではなく乾燥肌&敏感肌で乾燥しやすいベースメイクはほとんどの物で弱っている冬場は荒れるんです。むしろミラコレは荒れ方が比較的マシな部類に入っています。そこはやっぱりミラコレすごい!と思える点ですね!
化粧品の合う・合わないは人それぞれが大きいです。参考程度に。
比較的乾燥しにくいので、常に合わないのではなく、凄く肌が弱っている時には使えない、という感じです。乾燥し過ぎて好きにベースメイクができないって本当にストレス……。
価格と購入場所
ミラコレのお値段は、24gの容量でお値段が9900円です。
……お高い!
買う時緊張して本当に足も手も震えました。
レフィル付き(詰め替え用みたいな物が付いてくる方)だと16500円なので、2つ買うよりお得です。
本当にお値段はしますが、まぁ1日1回、たまに化粧直しに使う日もあるかなーぐらいの使用頻度だと1年ぐらいは持ちますので、1年に1度の贅沢として買うには良いんじゃないかな?と思って購入しましたね。なかなか減らないので、お高いのはお高いですが容量の少ないプチプラを何度も買うよりお得(とまではいかないけれど)なのかもしれませんね。
お高いですが、やっぱりケースがとても綺麗で使う度に気分が上がりますので、ちょっと面倒な毎日のベースメイクも楽しくなりますし、損はない!という感じです!
購入方法は基本はドラッグストアなどで予約ですが、ネットショップでは予約期間が過ぎても少々販売されていることもあります。
まとめ
少し長い文章となりましたが、ミラコレの魅力をたくさん語った記事でした。
この記事の内容をざっくりと箇条書きでまとめますと、
・もちろんパウダー自体も優秀で、カバー力あり、くすみ補正力あり、比較的乾燥しにくいと使いやすい!
・下地+ミラコレでナチュラルメイクに仕上がります
・価格は10000円ほど。お高めですが、毎日のメイクに気分が上がるので価値ありです!