こんにちは、藍です。
今回はマニキュアやジェルネイルに普通のペンで絵や細かい柄を書けないかどうか?ということを検証してみました。
きっかけは、ちょっとしたデザインをネイルに描きたいけれど、必要な「黒のポリッシュもジェルも持っていない」というのと、
「ネイルに使う筆より細く・安定したペンで描けたら良いのに」と思ったんですね。
本当にちょっとしたデザインの為に買うのは面倒・勿体ないと思ったので、
ミリペンで描けたらポリッシュやジェルで描くより綺麗に描きやすいんじゃないかな?
と思ったので、やってみました。
結論から入りますと、
結論
・マットコートがあった方が絶対良い
・油性ペン+ポリッシュは×
・油性ペン+ジェルネイルは×
・マルチライナー+ポリッシュやジェルは〇
・胡粉ネイル(水性ポリッシュ)と油性ペンは〇
・胡粉ネイルとマルチライナーは〇
マルチライナーという、アナログでのイラストの線画によく使われているミリペンを使えば、
ポリッシュでも引きずらないで使うことができました。
胡粉ネイルという水性マニキュアなら、油性ペンでも使えました。
キャラクターイラストを描いたネイルにも使えると思うし、
レースなどのデザインをネイルに描きたい時にも、ペンで描くのは楽で良いです!
あくまで今回は1種類のポリッシュでしか試していないので、
ひょっとしたら、他のトップコートだとミリペンでも駄目かもしれません。参考程度にお願いします。
目次から読みたいところを押していただけますと、そこから読めます。
- ・ネイル(ポリッシュ・ジェル)に使えるペンを探してみた
- ・油性ペン+マニキュアのトップコート
- ・油性ペン+胡粉ネイルのトップコート
- ・マルチライナーやピグマペンで描いてみた
- ・ジェルネイル+油性ペンで試した
- ・ミリペンとジェルネイルで試した
- ・まとめ
・ネイル(ポリッシュ・ジェル)に使えるペンを探してみた
まず、使ったマニキュアのトップコートはこちらです。
OPIの物です。
ネイルチップの上に、同じOPIのベースコートを塗って、十分に乾かしてから、
まずは油性ペンで文字を書いてみて、
その上にトップコートを塗ってみて、引きずったりしないか試してみます。
・油性ペン+マニキュアのトップコート
使った油性ペンはこちら。
多くの方が、1本は常備していそうな定番の油性ペン。
ベースコートを塗ったネイルチップの上に、油性ペンで文字を書いてみます。
ネイルチップの節約の為、1枚で通常のマニキュアと胡粉ネイルの両方をテストしようとしてこの形に。
ちなみにカラーチャートも1枚のネイルチップに2色を半分ずつ塗って節約します。
上の「テスト」の方に、まずマニキュアのトップコートを塗ってみました。
最初から「油性ペンは難しそうかな……」とは思っていましたが、やっぱり引きずっちゃいますね。
とくにインクが溜まる部分の引きずり方が凄い。
この感じでは、油性ペン+ポリッシュは使えない、と判断した方が良さそうですね。
・油性ペン+胡粉ネイルのトップコート
次に水性ネイルで、普通のポリッシュとは成分が大きく違う胡粉ネイルでやってみました。
結果ですが、全然引きずらないで、綺麗にトップが塗れました!
もしお手元に胡粉ネイルがあれば、油性ペン+胡粉ネイルのトップコートの組み合わせで使えそうですね。
ついでに、どうしてもマニキュアの上に文字を書こうとしたら、若干弾きがちなので、
表面をザラザラにできるマットコートがあれば、更に良いと思います。
油性ペンなら
普通ポリッシュ→マットコート→ペンで描く→胡粉トップ
で使えそうですね。
・マルチライナーやピグマペンで描いてみた
油性ペンと違って、普通に持っている方は少なそうですが、
マルチライナーやピグマというミリペンを使っても実験してみました。
写真、撮る場所を変えたせいで明るさが全然違ってしまいました……。
このペンは、イラストの線画を描く時によく使われているペンです。
イラストを描いている方なら、どちらかは持っている事が多いんじゃないでしょうか!
こちらはペンの太さが0.05と、とても細いので、ネイルにも使いやすいですね。
もちろん、太さは他にバランスの良い0.1だったり、
もっと太いのや細いのもあります。
こういったペンでも試してみました。
とりあえずマルチライナーでやってみました。
さっきと同じように、また1枚のネイルチップに「マルチライナー」と半々に書いて、試してみます。
塗っている工程の写真が無いからめっちゃわかりにくいのですが、
マルチライナーで書いた文字の上から普通のマニキュアを塗っても、
全く引きずらないで、綺麗にトップコートが塗れました!
ただし、油性ペンと同様にマットコートなしの上から書くと、
ペンが弾かれて上手く書けなかったんですよね。
マットコートでザラザラにした上からなら問題なく書けたので、
ミリペンをネイルに使うならマットコートを併用するのがおすすめです。
胡粉ネイルでも実験。
こちらも同じく動画じゃないから全く伝わらないような写真ですが、
引きずることなく上からトップコートが塗れました。
イラストに使うミリペンは、ネイルにも使えそうです!
こちらなら
普通のポリッシュ→マットコート→ペンで描く→普通のトップコート
で良さそうですね。
・ジェルネイル+油性ペンで試した
ジェルネイルでも試してみました。
カラーチャート用に作ったネイルチップを節約の為に使います。
カラージェルの上に今回はベースジェルを塗って、それを拭き取った上から書いてみました。
上がサンディングなしで、上から油性ペンで「テスト」と書いてみました。
下はサンディングをした上から油性ペンです。
サンディングなしで書いた方に、上からトップジェルを乗せていってみます。
結果。
やっぱり引きずってしまっていますね。
サンディング有りの方は……
引きずりはマシなんだけど、なんか消えそうな感じ……。ポロポロ落ちてきそうな感じ。
やっぱり油性ペンはネイルにはあまり使えなさそうですね……。
ついでにやっぱり、サンディング無しだと弾きがちでしたね。
マットコートがあれば書きやすそうです。
大体家にあるようなアイテムだから、使えたら嬉しかったのですが……!
・ミリペンとジェルネイルで試した
更にマルチライナーとジェルネイルでも試してみました。
さっきのマルチライナー+ポリッシュで試したネイルチップの開いているスペースに
「マルチライナー」と書いて、この上からトップジェルを塗ってみました。
どこまでネイルチップ節約するの?というぐらいの節約。
……このスペースにマルチライナーって書けるぐらい、細くて、細かいところまで書けるペンなんですよ!
結果は見ての通り、とくに引きずることもなく、綺麗にトップジェルが塗れました!
写真なのでどうしてもいきなり結果!となってお伝えしにくいのですが、
マルチライナーなら、普通のポリッシュでも、胡粉ネイルでも、ジェルネイルでも組み合わせて使えそうです!
ピグマペンでも試してみましたが、 マルチライナー同様に使えたので、どちらでも大丈夫そうです!
しかし、やっぱり普通にジェルの上から書くと、弾いてしまいます。
なのでカラージェル→ベースジェル→サンディング→ペンで書く、か、
サンディングではなくマットコートを塗って、その上から書くのが良いと思います。
マットコートの方が楽かな。
マルチライナーやピグマペンは、文房具屋さんに行けばどちらかは売っている……と思います。
お値段も200円しないぐらいなので、下手に黒のポリッシュやジェルを買うより安いかもしれません。
・まとめ
ネイルにペンは使えるかどうかの検証でした。
結果、油性ペンはあまり使えなさそうです。誰でも持っている物でいけたら良かったけれども……。
マルチライナーなどのミリペンなら、ポリッシュでも、ジェルネイルでも合わせて使えたので、イラストにもネイルにも使えて凄いペンだと再認識。
ちょっとしたイラスト付きネイルなどをしたい時に使いたいと思います。