こんにちは、藍です。
リップクリーム依存症という症状をご存じでしょうか。
1日に何度も(30分に1回とかのペースで)リップクリームを塗りなおす……
とか、
外出するときもリップクリームがないと不安になる……
なんて症状がある方は、ひょっとしたらこのリップクリーム依存かも?という事と、
私がこのリップクリーム依存症を完全に抜け出すまではいかないけれど、
かなりマシになるまでにやったことや使った商品などのお話しを、この記事でしていこうと思います。
この症状に悩む方に少しでも参考になれば幸いです。
リップクリーム依存症について
↓目次から読みたいところを押していただけますと、そこから読めます。
リップクリーム依存症とは?
そもそも「リップクリーム依存症って?」という所から少し紹介します。
これは正式に病名があるものでは無いみたいなので、明確な定義はありませんが
一日に何度も何度もリップクリームを塗ってしまう、
塗らないと不安になったり、塗っていないと乾燥してすごく唇が痛い……
などなどの症状が出てしまうことを、依存症のような感じなのでリップクリーム依存症と呼ぶそうです。
詳しくは後述しますが私が経験した症状は
「(乾燥していないのに)乾燥している気がする」
とか
「(荒れていないのに)荒れている気がする」と思い、
ちょっと気になる度にリップクリームを塗りなおしてしまうんですよね。
例えばそれが授業中とか、仕事中なんかの集中するべき場面でも、
少し唇の乾燥などが気になったらもう塗りなおさずにはいられない。
すぐに塗りなおさないとヒリヒリ痛いんです。
比較的最近できた言葉・知られるようになった症状のようで、
この言葉を知ると同時に「同じ症状に悩む人がこんなにたくさんいるんだ!」と思いました。
なかなかわかってくれない症状なんですよね……。
最近は認知度が上がったような気がしますが、
私が悩んでいた学生の頃は全然知られていなくて
「自分だけがこんな症状あるのかな……」と不安でした。
リップクリーム依存症の症状は?
リップクリーム依存症の症状は、
病名のある病気では無いので明確な基準が無いので、あくまで私が経験した内容ですが、このような感じでした。
・1日に何度もリップクリームを塗ってしまう。
1日に2・3回などではなく、30分に1回ペースなど異常な回数。
・リップクリームが手元に無いと落ち着かない・不安になる。
ポケットやカバンに必ずリップクリーム。
・外出の際にリップクリームを持ってくるのを忘れたら取りに帰ったり、わざわざお店で買ってでも、とにかくリップクリームがないと恐怖心でいっぱいになってしまう。
・人から見ても特に唇が荒れているようには見えないけれど、すごく荒れているような気がしてしまう。
リップクリームを塗っていないととても唇がヒリヒリしたりする感じで痛い。
・学生時代、授業中など集中しないといけない場面でも、
少しでも唇の乾燥(ヒリヒリ感)が出ると、塗りなおさないとそれで頭がいっぱいになる。
・特定のリップクリーム以外だと、ヒリヒリ感が治まるどころか悪化する。
(これは原因にも繋がっていたので、詳しくは後述)
私が経験しているのはこういう感じでした。
ちなみに「何度も塗りなおす」というのは、
食事をした後や飲み物を飲んだり、口を拭いたりして、物理的に乾燥することを行ったから塗りなおす、という事ではなく、
「なんかヒリヒリするな」と思ったら塗りなおす、という感じですね。
なのでヒリヒリするまでの間隔もその時次第なので、ひどいと5分に1回ぐらい塗りなおしていましたね。
他の方の経験談でもだいたい
「何度も塗りなおす(異常なペース)」
「とくに荒れている訳では無いのに、荒れているような気がして凄く痛みを感じる」
「常にリップクリームを持ち歩かないと不安」
という点は共通している気がします。
明確な定義はありませんが、
一日に30回ぐらいは塗る、
手元に無いと不安になってしまう、
少し気になったタイミングで塗りなおさないとヒリヒリする……
などの症状で悩んでいるならば、
この「リップクリーム依存症」と言えるのかもしれませんね。
とりあえず1日に30回とか異常なペースで塗ったり、
リップクリームが無いと不安、などが主な症状だと思われます。
詳しい私のリップクリーム依存症の体験談
上の項目でもたくさん語っていますが、更に詳しく私のリップクリーム依存症の経験談を語ってみます。
私がこの「リップクリーム依存症」の症状が出たのは中学生の頃です。
さすがにきっかけまでは鮮明には記憶に無いんですが……
昔からお肌が弱く荒れやすくて、唇も乾燥しやすく荒れやすかったんですね。
たぶん唇が乾燥で荒れちゃって、こまめにリップクリームを塗るようにしていたんじゃないかと思います。
その頃から徐々にリップクリームが手放せない・30分に1回ぐらいのペースで塗らないと唇がヒリヒリと痛い…という症状が出てくるように。
何度か学校に行くときにリップクリームを忘れてしまい、
一日中唇の痛みやリップクリームがない恐怖感でいっぱいで死にそうな思いをしたことはハッキリと覚えています 笑
ちなみに早退までした経験もありますし、遅刻してまで取りに帰ったこともあります。
もう、そこまでする程にリップクリームが無いとヒリヒリの対処ができないし、とにかく不安で不安で仕方ないんですよね。
出かけたときにリップクリームを持ってくるのを忘れて、とりあえずドラッグストアに駆け込んでリップクリームを買うなんて当たり前。
でも私はリップクリームの合う合わないが激しいのでとりあえずだから……という理由で、
適当な安いの買ったら合わなくて余計に痛くてギャー言うこともよくありました 笑
今だからちょっと笑い話にできるけれど、当時はもう本当に困ったんですよ。
学生時代、バイトを考えたり、その先の就職などを考えていたときにも
「仕事中にリップクリーム塗りたくなったらどうしよう…」
「社会人になったらリップクリームを仕事中に塗りなおしても怒られないのかな…」
とか、もうとにかく判断基準がリップクリームなんです!
頭の中をリップクリームが完全に支配していました!
(「リップクリームを塗りなおしてもいい職場かなぁ」ってどんなよって感じが凄い)
例えばみんなで集まってお話しするときとか、
学校だとか職場とか、自分の行動が少し制限される場に行くときや行く前も
「ここはリップクリーム塗れるのかな……」
「今なら塗っても見られないかな……」
「なんでもいいからとにかくリップクリーム塗りたい」
とかね、もうまさにリップクリーム依存症っていう感じ。
脳がリップクリームに支配されているんです!
行動がすべて「そこに行ってもリップクリーム塗れる?」とか
リップクリーム塗れるかが基準で決めてしまうみたいな。
みんなで集まらない?と言われても、
そこではリップクリーム塗っても怒られない?とか何より先にリップクリーム。
人と会話している最中でも、授業中でも、仕事中でも、ゲームしているときでも遊んでいるときでも、
とにかく「唇痛い…リップクリーム塗りたい…」というのが30分に1回ぐらい湧いてくるんです。
ふと、唇にジンジンとした痛みがあって、リップクリームを塗っても、たまになぜか余計に気になってリップクリームを拭き取ってしまうんです 笑
そして上からまた塗りなおして、5分もしたらまた痛い気がして拭き取ってまた塗っての繰り返し。
これだけ見るとやっぱりちょっと怖いですね。
拭き取ってまた塗るの辺りが我ながらヤバイ気がする。
学校にいる時も、家でゲームしていても、外で友達と遊んでいても、
ちょっとした隙に「よし今リップクリーム塗ろう」とか考えるんです。
今改めて思い出してみると、本当に病的ですね……。
「旅行行こう!」と言われても
「そこってリップクリーム塗りなおしてもいける?」みたいな。
知らんがな。
判断基準がリップクリーム。
本当にヤバかったと思います。
とてもつらかったです。
なんでこんなにリップクリーム塗りなおしてばっかりしているんだろう……って。
でも塗りなおさないと痛いしみたいな。
病院にも行きました
もちろん病院(皮膚科)でも相談してみました。
中学生の頃だったので、思春期ニキビで皮膚科に通っていたので、ついでに
「唇が荒れているのかして、すごく痛い。どんなリップクリームを塗っても治らない。常に乾燥を感じる」
ということを相談してみたのは覚えています。
「特に荒れているように見えないけどなぁ…」と言われ、
とりあえず「プロペト」を出してくれました。
「プロペト」は、白色ワセリンより更に純度を高めたワセリンです。
白色ワセリンでも十分に精製されていますが、
更に純度が高く唇や、凄く敏感肌の人にも使いやすいワセリンです。
ワセリンですので、ものすごく保湿・保護に特化したアイテムで、
何かを治療したりする為のアイテムでは無いです。
他の皮膚科でも同じように唇の痛みのことを相談したことがありますが、
そこでも「荒れていないようには見えるけど…」と言われ、
とりあえず乾燥対策にとやっぱりプロペトを出されました。
最終的には今は白色ワセリンで保湿をしていますが、このときはただ保湿はされるけれどこれを塗ることでこの症状が治ったりすることはなかったです。
この時点ではプロペトで治ることはありませんでした。
というか、プロペトを塗ってもヒリヒリして痛い!全然ダメ!という感じだったんですよね。
ですが、後にこの時にもらったプロペトが大活躍してくれたのです!
そもそも本当は荒れていないのに
「荒れている気がする・乾燥している気がする」だけなんですから、
皮膚科に行ってもプロペトを出してくれるぐらいしか無いよね……。
私の場合の今思えば原因だったかもしれない事
ここから、今思えばあれが原因かな…という事などを1つずつ紹介してみます。
しかし原因になる事は人それぞれですし、これが絶対そうだったかはわかりません。
原因かも1。
私はまず普通に肌が弱いです。
そして唇はさらに敏感肌というか、荒れやすいし乾きやすい。
なのでまず最初は普通に唇の荒れも原因の1つなんじゃないかなぁと思いました。
今でも合わない口紅を使ったときや乾燥が激しいとすごく唇がヒリヒリして、
ワセリンなどで保湿してもまったく痛みが治まらないどころか余計に痛い気がすることもあります。
やっぱり唇の荒れがまず第一に原因かなと。
そして、そこから派生して原因かもその2。
出血などがある程に荒れが酷い時は、
「モアリップ」や「ユースキン」などの医薬品のリップクリームを使っておけば、
唇の荒れは抑えてくれるんです。
医薬品ですから、唇荒れをしっかりと治してくれます。
しかしこれらのリップクリームは医薬品ですので、毎日使うものではありません。
荒れを予防するのではなく、治す力のある医薬品ですので長くても1週間程度の使用に抑えた方が良い物です。
唇の荒れがきっかけで、医薬品のリップクリームをまず使いました。
「これはよく効くリップクリームだ」と聞いて使い始めます。
それは良いんです。
1週間も塗っているとしっかり回復して「このリップクリーム凄くいい!」となります。
当時は中学生。医薬品とも知らなかったし、そもそも医薬品を長期使用してはいけないなんて知りませんでした。
その医薬品のリップクリームをアホみたいに塗ります。これ塗っておけば荒れなくていい!と。
私はリップクリームの合う合わないがめちゃくちゃ激しくて、基本的には合うとわかったものだけを使っていたんです。
で、その唯一使えるリップクリームというのが医薬品のリップクリームだったんです。
医薬品ですよ。気軽に使えても、やっぱりお薬なんですよね。
でも、このリップクリーム以外使うとヒリヒリして駄目なんです。
これを使い続けると……?
お薬なので適切に使えばとても効果があって、荒れやすい人の強い味方です!
しかし、そんなパワーのある物を年単位で毎日1日30回も塗っていたら……?
医薬品なのですごいパワーがありますし、当然副作用の可能性もあります。
他のお薬で例えると
「頭痛起きたら困るから」と
鎮痛剤を毎日、
朝昼晩に飲み続ける生活を何年も過ごしている感じですよね。
お薬としての成分に肌が頼り過ぎていて、
その成分が入っていない通常のリップクリームやワセリンだと物足りない!
と感じていたんじゃないかって、今冷静に考えると思うんですよね。
物足りないというか、お薬成分が無いとやってられん!みたいな事をお肌が思っている、みたいな?(よくわからない表現ですが)
お薬なので、合わない口紅で血とか出るほどに荒れてもこれを塗っておけば治るし素晴らしい商品なのです。
私の使い方が間違えていただけであって、医薬品のリップは適切に使えば良いのです。
今でも出血するほど荒れまくった時は素直に医薬品リップに頼ります。
でも連続使用は1週間以内に抑えて、それ以上は連続して使いません。
医薬品をアホ過ぎる使い方をしていたせいで、
何かの成分に「本当に依存症」になっていたのでは…?という風にも思えるんです。
あくまで「医薬品の使い過ぎではないか?」というのは、
素人がひょっとして…と思っただけの内容です。あぁそういうこともあるのかも?程度にお願いします。
医薬品リップ自体はとても良い物ですよ!
そして次に原因と思ったこと3。
心理的要因。
…それを言ったらもうなんでもありかもしれませんが 笑
「リップクリームを塗らないと痛い」という思い込みが強すぎたのもあるかもしれません。
私の場合はよく、
自分で自分を脅迫するかのように、定期的にリップクリームを塗らないと
「リップクリーム塗らないと!痛いよ!早く塗らないと!」
ということで頭がいっぱいになっていたのですね。
恐怖感が強すぎてリップクリームの塗りすぎは良くないだろうけれども……
この恐怖感から解放されたい…と思いつつも、1時間も塗らないで我慢したら痛みで頭がいっぱいになるんです。
こういう性格もあって、ここまで病的にリップクリームに頭支配されていたんかなぁ…と思うんですよね。
こういった要素が原因だったんじゃないかな…と思っています。未だに荒れやすいので再発しそうで怖い。
まず不安を感じやすい性格。そして医薬品リップのアホ過ぎる使い方。荒れやすい。
だいたいこの3つが原因だったんじゃないかと思っています。
「きっかけは単純に荒れていたところにリップクリームをよく使うようになったから」という方は、多そうな気がしますね。
治した方法
本題。さっさと書けって話です。
この重度の(?)リップクリーム依存症を治せたきっかけは、まず
リップクリームの回数を減らすということ。
なに言うとんねんって話ですね。
塗る回数減らせたら誰も依存症じゃないよ!という話ですが、いろいろと試行錯誤してみたんです。
塗る回数を減らせるように、工夫したのはまず「乾燥を感じさせない作戦」でした。
最初は病院でもらったプロペトが塗れなかったんです。
塗りなれた(?)いつもの医薬品リップじゃないと痛い。プロペトだけを塗るとすぐにピリピリして潤いも物足りない気がする。
いつものだと痛くないけど、塗ってもすぐに乾く気がする……
という感じだったので、とりあえず、いつもの医薬品リップの上からプロペト塗ってみました。
あ、これならいける。
痛くないし、ベトベトで乾きにくい!
と気づいたときは衝撃でしたね。
プロペトはワセリンと同じような使い心地で、
凄くベトベトで、基本的には浸透もしないものです。
拭き取ったり、舐めなければしっとり感というか、ずっと唇の表面に残り続けてくれるんですね!
だから乾燥しにくいので、
「乾燥している気がする」というところから、
何度も塗りなおしていたのを改善しやすかったんです。
という訳でいつものリップ+プロペト作戦で、
最初は痛くて仕方なかったけれど、
徐々にプロペトを塗っても痛くないようになってきました。
プロペトはとにかくベットベトなので「乾いている感じがするなぁ…」と思うのが今までは30分に1回程度はあったのに、
1時間に1回程度まで「乾いている」と思う頻度が下がったんです!
まぁダメなときはプロペトが痛くて仕方ないこともありますが、
そんなときは素直にいつもの医薬品リップだけにしたり……
自分なりに考えて、とにかくベッタベタなのを塗って乾燥を防いでいたんです。
そうやってベタベタを塗ることで、乾燥が物理的に防げるのでちょっとずつ塗る回数が減らせたんです。
本当に少しずつです。
中学生の頃に発症して、この作戦を始めたのは数年後の高校生の頃で……
そしてやっと数年前に、1日に数回程度まで抑えれました。
本当に少しずつ減りました。
1日に50回塗りなおしていたのが1年後に1日30回ぐらいに。
そこから1年後には1日20回に。
そんなレベルのゆっくりペースでしか減らせませんでしたが、
確実に少しずつ塗る回数が少なくなって、
今は食後など、誰でも唇の渇きが気になるようなタイミングでしかほとんど塗らないように。
ベタベタ作戦で使ったリップクリーム類で、数少ない大丈夫だったものがコチラ。
カントリー&ストリームのハニーフルリップ。
お店にもよりますが500円前後で販売されています。
可愛いから&唇美容液という響きに釣られてなんとなくで買ったんだけど、大丈夫だった!香料入ってるしダメかな…と思ったけど大丈夫でした!
ミネラルオイル&ワセリン系の超べっとり系で、全く乾燥しないのが特徴。
かなりのベトベト系で、正直、プロペト以上にベタベタ&落ちにくい感覚があるんです。
本当に乾かないし、プロペトはあくまでも美容成分の入っていない、ただの保湿剤なんですが、
こちらは美容成分なども入っていますので、私にはプロペト以上に効果を感じられました。
ただし美容成分が入っている=合わない物かもしれない、ということでもあります。ワセリンよりは人を選びます。
アットコスメなどの評価でも、合わないリップクリームが多い!という方からの評判も良い方な感じがしますね。
ベトベト系が欲しい方&良い匂いのリップクリームがお好きな方におすすめ!
あとはやっぱりワセリンですね。刺激も無く、唇にもお肌にも使えて1つあると便利です。
プロペトは市販だとワセリンより高いのです 笑
白色ワセリンで十分、刺激も出ないのでこれを使っていますね。
ワセリンによって少し柔らかめだったり、ベトベト度が高かったり意外と差があります。こちらはちょいベトなので、乾きにくいのでお気に入り。
こういうベトベト系の唇保湿アイテムと、今までの医薬品リップクリームを
上手く組み合わせて使って、徐々に医薬品のリップクリーム無しでも大丈夫になってきたら、
自然と「リップクリームを塗らないと痛くて仕方ない!」という症状が減ってきました。
唇が荒れやすいので、口紅が合わなかったとか、単純に乾燥で出血してしまった!みたいな時は、素直に医薬品リップに頼ります。
やっぱり頼れます。荒れやすいので頼る回数は多いけれど、できるだけ使用回数は減らしています。
本当に荒れている症状がある時にだけ使う分には大丈夫なんですよ。
むしろ荒れている時はしっかり医薬品リップでしっかり治してしまった方が良いです。
このようなアイテムを使って、とにかく乾燥対策!舐めない!
いつものリップクリームだと痛みは治まるけれど、乾燥が早いので上からベトベトリップクリーム!
この作戦でやっと最近かなり症状がマシになっています。
ちなみに「いつものリップクリーム」はべっとり系ではないけれど、
しっかり潤う商品なので乾く気がするのは間違いなく私の気のせいです。
やっぱりメンタル的な問題もあるのかもしれませんね、リップクリーム依存症。
すごく時間はかかるかもしれない。
けれど、とりあえず
「リップクリーム塗りたくなるのは、乾いているんじゃなくて、
「乾いている気がする」からなんじゃないか?」
ということに気付いて、とにかくベトベトを塗っていくことで
絶対に乾いていない!塗らなくて大丈夫!としていくことで、
「乾いている気がする」頻度を減らすことができたので、治すことができました。
このいつものリップクリーム+べとべとクリーム作戦が凄く自分に合っていたのです!
この作戦を思いつかずにいたら、いまだに1日30回とか塗っていたかもしれないと思うと怖い。
まとめ
リップクリーム依存症で出た症状と、それを治すために行ったことの紹介でした。
この記事をざっくりとまとめますと、
・頭の中がリップクリーム。
・乾燥しているという思い込みが原因かもしれない
・医薬品のリップクリームの使い過ぎが原因かもしれない
・ベトベト系クリームを塗って、とにかく乾かないようにする!
とにかくベタベタにして乾かせない。そして30分に1度から1時間に1度程度に、少しずつ減らしていくことに成功した。
といった感じです。
とにかくべっとりしたリップクリームで乾かさない!
そうすると乾きからくる痛みは起きないので、すこしずつ塗る回数も減る…と思うんです。
こうやって思い返してみると異常ですね!
私の学生時代の記憶はあのどうしよう持ってくるの忘れた……の恐怖で頭がいっぱいで1日を過ごしたり、
早退したり(体調不良は事実といえば事実……)遅刻してでも取りに帰ったり、そんな記憶だけはしっかりあります。
このベトベトで乾燥対策作戦がなんとか上手くいったおかげで、自然と塗る回数が減ったので今は食後とか寝る前とかぐらいしか塗らずに済んでいますね。
元々、乾燥しやすい&荒れやすいので、人よりは塗る回数が多いですが。
持ち歩かないと少し不安……はあるかもしれません。
前のようにほんの少しの外出でも不安になる、というようなことはありませんが、
仕事やお出かけで長時間出る際は持っていないと不安かな。乾燥はしますから。
仕事の時はお昼ご飯の後に塗りなおすから絶対に持っていくし。
ちなみにリップクリームを塗りなおしてもいい職場です! 笑
まだ、完全には完治はしていないかもしれません。
でも、30分に1回は塗るし、リップクリームが塗れなかったらどうしよう…という不安で行動ができないというほどの恐怖感はもう無いからそこは大丈夫かな。
荒れやすい・乾燥しやすいんだから、少々人より塗る回数が多くても、
リップクリームに行動を支配されなければ良いよね!ということで、もうほぼ治ったとは思っています。
何度も書きますが医薬品のリップクリーム自体は素晴らしい商品です。愛用しています。だけど、使い方を間違えるのはよくないです。
ここだけは気をつけましょう。適切に使えば唇荒れの救世主です。過去の私のようにアホな使い方をしたら副作用などがあっても不思議ではないので……
ワセリンは私のように何使っても痛い…という方でも比較的大丈夫なアイテムだと思うので、「乾燥している気がする」から来る依存症にはオススメしたいです。
依存症じゃなくてもとにかく使いやすいので、唇の乾燥に悩む方にオススメ!だいたいのリップクリームが合わない私でも使えています。すごいです。
リップクリーム依存症。あんまりわかってもらえないんだけど、意外とツラいんです。私みたいにリップクリームに行動が制限されてしまうぐらいの人もいるんです。
私はこういう「とにかくベタベタにして乾かさない作戦」で数年単位の時間はかかりましたが、
症状がかなり軽減しましたので、ほんの少しでも参考になればと思いこの記事を書きました。